うちの社員が一人熱を出して急きょ休むことになった。
他部署の人間なので普段なら「そっかあの人休んでるんだ」ぐらいで気にもしないけど、今回は違った。
コロナの影響で、会社は神経質になっていて、
コロナの感染者が店舗の中で一人でも出たら、数週間休業することになっている。
そのため、ある一定以上熱があるとそれだけで会社には来れないことになっている。
その社員はそれに引っかかっていて会社に来れなかったらしい。
さらに話を聞いていると、とりあえず病院にいけと言われていたらしい。
しかし、病院に行って検査を受けても熱の原因がわからなかったみたい。
その結果を受けて、くそ上司が言ったことが冷酷すぎてヤバい。
「せめてインフルだとわかれば良かったんだけどな。」だとさ。
熱は下がりつつあるけど、原因がわからないことによって翌日出社させてもいいかどうか判断がつかなかったからこんな言葉が出たみたい。
本人に直接言ったわけじゃなくて、他の社員とそんな話をしていた。
考え方としては合理的かもしれない。正体不明で未知数のウイルスを持ち込む可能性よりも、社畜さんには馴染みのあるインフルエンザにかかっていただく。
そうだとしても、普段から「事故・けがのないように」とか言ってるのに全く矛盾してるんですが、それは一体??
コロナほどではないにしても、インフルでも死ぬ危険性はあるんですけど??
そっかぁ!インフルは事故でも怪我でもないからいいんだね!
いや、それにしても何の病気もないかもしれない人に言う言葉じゃないだろ。。
社畜さんは良い人なので、周りに迷惑をかけたくないと思っていて早く出たいらしい。
なんと涙ぐましい。。
だが、そんな社畜に追い打ちをかけるようにくそ上司がぼやいていた。
「なんでこんな時期に熱なんか出すんだ。熱出すやつが悪い。」
代わりに自分、殴ってもいいっすか?
半分冗談として、結局次の日も出社させないようにしたらしい。
そりゃそうだな、誰も「コロナなんてインフルと比較してもそこまで大差ないのに、マスコミのせいで大げさになりすぎ」とかいう奴なんていないだろ。
そんなこと言ったら、危機管理能力がうんぬんとか言われること間違いなしだからな。
周りに便乗して、アルコールとかマスクの徹底をしているだけのくせに何を言ってんだか。。
そうじゃないなら毎年同じようにやれよ。。
一番感染率が高くて危険なのは、社畜思想だろ。