30代でのセミリタイアを少しの節約と投資で目指す

20代前半から貯金を意識し、年間200万円ずつ、30代で3000万円貯金を目標にしてます。

トラックの自動運転はどうなるのか?

 

トラックの自動運転化に取り組むオーロラ

オーロラは2017年に何人かの自動車分野の専門家によって設立されていて、テスラ・ウーバー・グーグルなどで活躍した人たちがいます。
2020年にウーバーの自動運転部門を買収して、自動運転車の配車でウーバーと協力する計画があります。
最初の数年は普通の車の自動化に取り組んでいたけど、トラックにもシステムとかが適用できると思ってトラックに取り組んだみたいです。

トラックの自動化のメリットは時速65マイルで走るより75マイルで走ったほうが燃費が良くて、自動化なら疲れたり注意散漫になったりしないからそれが可能なのだとか。
また、レーザー・レーダー・カメラを駆使して視界を広げて安全性を高めて、年間50万件の事故が起こっている状況から減らせる可能性があるとのこと。

 

テキサストライアングル

テキサスは米国の最大貨物市場で、米国内貨物の約15%がテキサストライアングルという(ダラス・ヒューストン・サンアントニオ)三地点を囲ったところを通過している。
しかも、貿易国のメキシコに近いから、米国経済で重要な場所になっているとのこと。
このトライアングルあたりでオーロラはトラックの訓練をしていて、何かあったときのためにドライバーを置いているけど、2024年にはそれも排除して完全自動化にしたいらしい。
自動化トラックのためのターミナルがあって、そこでソフトウェアの拡張や燃料補給をしていて、10年20年でこのネットワークを拡大するのが目標です。

 

トラック自動化の問題点

トラック自動化分野に参入しているとこや計画している会社は何十社もあるけど、ことごとく失敗したり撤退している。
投資にお金がかかるのが原因で、オーロラも17億ドルの損失を出したとか。
自動運転に関する規制も問題で、カリフォルニアでは大型自動化トラックに人員を配置するようにという規制を進めているので、利点が損なわれてしまっている。
しかも、近年労働者保護の傾向があるので、テキサスあたりで規制を進められると立ち行かなくなる恐れがある。
アメリカでもトラックの運転手不足が問題になっていて、ドライバーの平均年齢が20年前は35歳だったのが10年前で45歳、今は55歳とトントン拍子に増えています。
自動運転によって労働者は仕事が取って代わられるんじゃないかという不安もあるけど、ドライバー不足の緩和に役立ち、仕事の難しい部分をやってくれるようになるとオーロラは考えている。