この前スーパーに行ったんだけど、そこのレジがまあまあ混むところなのにアルバイトの女子大生っぽい人が一人でレジしてたんですよ。
それで、俺も買う物を回収し終えたからレジに並んでいたんだけど、その時点で前に4人ぐらい並んでいた。
そのうえ、さらに後ろに並ぶ人がいたから流石にレジ応援がかかったみたいで、30代ぐらいの男性が別のレジに入った。
この男性はレジのそばでもの凄いスピードで品出しをしていた上に、レジ応援にも入って色んな事をやらされて、年齢もそこそこだったので、バッジを見てないけどおそらく社員だろうなと思った。
応援に入ったから前の4人は二手に分かれたからどっちに並ぼうか悩んだけど、商品の数が少なそうだったからそのまま並んでいた。
べ、別に若い女の子がいるからってわけじゃないよ!
これはいつもの悪い癖なんだけど、レジに並ぶ時に商品の量と並んでいる客の数のみを見て決めてしまう。
本当はそんなことよりも、レジ打ちが速そうか、客が会計を早く済ませられそうかというところを見て決めないといけないのに。
で、並んでいるレジ打ちの人を見ると、まあ遅い。
良く言えば丁寧なんだけど、この店にそんなものは必要ない!
隣のレジを見ると、こっちが一人終わるまでに向こうは二人も会計が済んでいる。
さすが社員っぽい人、サブであるレジ業務でさえも卒なくこなせないといけないからかなりテキパキしている。
社員に対して何でもできないといけないみたいに思われているのは、可愛そうだなって思うけど、こういうときは心強い。
で、向こうに並んでいたらもうすでに俺の会計が終わっていたであろうタイミングでやっとこっちのレジ打ちが始まった。
別に用事を終えたあとの帰りだったから時間に切羽詰まっていたわけじゃないから、内心イライラしていたわけじゃないんだけど、もしかしたら知らないうちに顔が強張っていたのかもしれない。
レジ打っているときに同じ商品が5つあって、それをなぜか「こちらの商品4点ですね。」と確認されたときはちょっと焦った。
そのあとに、「すみません、5点でした。」って言われて内心、普通間違えるかなぁって思った。
研修生なら別にこれでいいんだけど、研修生バッジもつけてないし、前にも見たことある人なんだよなぁ。
こういうときって、他の人ならどう思うんだろうか。
極一部の人間は腹を立てて、「遅いんじゃボケェ!」って怒鳴り散らすかもしれない。
ただ、結婚がうまくいっている男性なら絶対に紳士に振る舞うと思う。
「すみません、5点でした。」って言った後に、ニコッとして「全然いいよ。」とか気の利いたことを言いそう。
ただ、俺にはそんな精神的余力はなくて、「ん、ああ?はい。」という始末。
もしかしたら、いつもは間違えないけど、自然と俺の顔が強張っていて間違えたのかもしれない。
女性が結婚する相手に求める条件として、「経済的、精神的に余裕のある人」っていうのがあるけど、俺には両方ないし
どっちかというと、精神的に余裕を持つ方が難しそうだから結婚は向いてないなと改めて思った出来事となった。
どうせ結婚出来ないから関係ないけど。