30代でのセミリタイアを少しの節約と投資で目指す

20代前半から貯金を意識し、年間200万円ずつ、30代で3000万円貯金を目標にしてます。

【バブル崩壊】中国の若者失業者数が天元突破して寝そべり族が増加

中国恒大集団が破産法適用申請

中国の恒大集団がアメリカで破産法適用申請をしたっていうニュースが前に出たけど、これによって何がしたいかといえば債権者による強制的な資産の差し押さえを回避したいっていう意図があったそうです。
そもそも何でこんな申請をするぐらい経営が追い込まれたかっていうと、中国がイケイケどんどんだったときに土地神話っていうものができて、土地を買えば上がり続けるって思って土地を買いまくったからです。

普通に買うだけならまだしも、土地を担保に土地を買ってさらにその土地を担保に・・・っていうループをさせたり、売る時も建物ができる前に割り引いて売っちまおうというようなことをしたりしてました。
そんなことをしてたから土地の値段が高騰しすぎて一般人が買えないってなって、2020年に総量規制とかほかの政策も行って過熱した投資に冷や水を浴びせることに。
するとバブルがはじけて、恒大集団が債務超過に陥ってから今回の出来事になります。

 

ゼロコロナ政策の失敗で寝そべり族増加

政府が総量規制を行った同じ年の2020年にコロナが蔓延してから政府は強権的にコロナゼロを目指してロックダウンなどの政策をして経済が悪化してしまう事態に。
そのうえ日本と違って企業に給付金を出さなかったから中小企業がバンバン倒産していって、失業率が半端ないことに。
都市部の若者の失業率が20%超えになって、いよいよ天元突破してお得意の情報隠蔽でも隠し切れなくなって情報非公開にしたけど、実は50%ぐらいあるんじゃないのかとか言われてます。
それもそのはず中国の超厳しい受験戦争に勝ち上がった一流大学卒でも就職が決まらないなど異常事態が発生しているみたい。
そんな報われない社会ならいっそ楽に生きたほうがいい!ってことで寝そべり族なるものがSNSで話題になって、親の手伝いをしてお金をもらう「専業子ども」なる「こどおじ」の下位互換みたいな新しい業態もできてます。

 

優秀な人間は海外に出ていく

そんな状況下でもコネさえあれば共産党員になって優遇された生活を送れるけど、持たざる人間は必死に勉強して海外に出ていくか、寝そべり族になってサイレントテロを起こすしかない状況に。
昔の中国なら血気盛んな若者が革命を起こそうとしてたけど、今はもうみんなあきれ返り、頑張って海外に出ていくか、何もしないかの2通りに。
って言うと過度な社会競争につかれた今の日本みたいだな~って思うね。
で、経済的にはバブル崩壊っていう昔の日本を彷彿とさせる状況で、今と昔の日本の悪いとこを合わせたみたいなことに。
その若者がどの国に行くかっていうと、漢字文化がある日本も人気みたいで、留学者が結構来ているみたい。
当然日本に来ている中国人留学生も優秀で、日本語ペラペラだし日本人でも解けないような日本語で書かれた問題を解いているようです。
そんな優秀でやる気もある留学生が将来、技能実習生みたいにやりがいのかけらもないような仕事を言い値でやらされたとしたらどうするんだろうなって日本版寝そべり族の私は思います。
特に中国は不景気になったらまず台湾とか日本を敵視して不満の目をそっちに向けさせるだろうしね。
優秀だから中国政府の思惑は気づくだろうけど、同時に日本政府とか社会のダメダメさを実感したとき、寝そべり族の仲間入りをするのか、やる気を別のほうに向けていくのか、どっかの総理みたいに注視していかないと。