30代でのセミリタイアを少しの節約と投資で目指す

20代前半から貯金を意識し、年間200万円ずつ、30代で3000万円貯金を目標にしてます。

新電力会社の安さに騙されるな!新電力の罠とは?

先日の大寒波、とにかくヤバかったですね。
最初は風が強かったのが気になったのと、雪も例年よりは降ってるな程度の印象だったけど、朝起きてビックリ仰天!
めちゃくちゃ雪が積もっている!
雪が積もりすぎて余裕で雪だるまが作れるほど。瀬戸内海でこんなに雪が積もるのはめちゃくちゃレアで、10年に1度の大寒波って噂だけど、自分的には生まれて初めてぐらいの衝撃でした。

 

そんな中ツイッターを見ると電気料金の高騰に悲鳴をあげている家庭ばかりで、中には新電力を利用している人も。。
新電力は2016年の電力小売りの全面自由化で急激に数を伸ばしていて、携帯会社・ガス会社などが電力事業に参入しています。
再生可能エネルギーの使用や発電場所近くの地域の使用などでエコを謳った新電力とかもあるみたいだけど、電力高騰の中多くの人が食いつくのはやっぱり金銭的な魅力でしょう。
会社のブランドを活かしてセット料金にしてみたり、ポイントをつけてみたりして安く見せて消費者に乗り換えを促してます。
普通に大手の電力会社を利用していて高いなって感じている人が増えていってるので、割引とかポイントとかに弱くなっちゃうんですよね。


こんな状況でも一目散に飛びつく人ばっかりじゃなくて、大手電力会社と比較してどっちが安いかちゃんと計算する人も多いと思うけど、残念ながらその料金で固定!とはなりません。
前の記事でも写真をあげたけど、電力料金にはいくつか項目があって、その中の燃料費調整単価が石油とかの天然資源の調達費によって変動する新電力が多いみたい。
戦争の影響で高騰している天然ガスをさらに円安でブーストして値段を釣り上げている状況なんで、この単価がきれいに右肩あがりになっています。



しかも、新電力は破産も相次いでいて、原因としてインバランス料金の支払いがあります。
電力の供給が需要に追い付かずに電力を調達できなかったら、大手電力会社が代わりに調達してその対価をインバランス料金として請求するけど、これが高すぎて大赤字になるとこも。。
破産したらまた電力を切り替えないといけないし、新電力が電力を供給できなかったら普通に大手電力会社に払うより割高で支払いをしないといけないしで、だったら元から切り替えないほうが良くない?ってなります。
いちいち電気料金の動向を追うのは面倒くさい!っていう人なら、節電して電気の使用量を減らしたほうが手っ取り早いでしょうね。