30代でのセミリタイアを少しの節約と投資で目指す

20代前半から貯金を意識し、年間200万円ずつ、30代で3000万円貯金を目標にしてます。

GMOでCFD投資を始めてみた

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コロナショック以降、米国株をちょこちょこ集めていたけど、その最中にあることに疑問がわいた。

米国株を信用取引で買う方法はないのかと。

信用取引で証拠金の3倍近くで米国株を買えれば、同じ購入額でも3分の1に抑えることができて残りのお金を別の資金に充てれる。

つまり、全財産を米国株に投資しようと思っていた場合は3分の1を米国株に、残りの3分の2でローリスクなクロス取引などの資金にすることができる。

信用取引と聞くと、バブルの崩壊で多大な借金になったなどの悪いイメージしかないが正しい使い方をすれば借金までにはならないケースがほとんどだと思う。

 

というわけで、「米国株 信用取引」で調べたら案の状存在しなかった。

まあ、聞いたこともなかったし。

ただ、それに近いものがあって、それがCFDだった。

CFDはcontract for differenceの略で、「差金決済取引」のことをいうらしい。

その名の通り、売買の差額で決済する取引のことで、株などの現物と関与しないとのこと。

当然該当する株とは株価がわずかに違っているが、配当の権利は得られるという一見いいこと尽くめの取引だ。

しかも、現物の株を買うわけじゃないので、外国株に限って言えば為替の影響を受けにくいという良さもある。

なので、株価が上がったのに円高になって逆に損したなどということがなくなる。

 

いいことばかりで怪しすぎるが、
・持っている資金量以上の取引ができるため、大損する可能性があること。

・NISA口座が使えないので、節税ができないということ(米国株なので2重課税もある)。

・選べる銘柄数が限られていること。

などデメリットもある。

 

手数料は、FXと同じようにスプレッドといって売りと買いに差を設けて、実質手数料代わりにされている。

それに、オーバーナイト金利といって日をまたぐごとに手数料を払う仕組みになっているので、現物株と比べて長期は不利になるというデメリットもある。

 

それでも、金額を抑えて米国株を購入できることのほうがメリットが大きいと思ったので、やってみようと思ってどこの会社でやってるか調べたらかなり数が限られていた。

その中で口座をすでに持っていたのがGMOクリック証券だけだったというのもあるけど、手数料が安くて良さそうだったのでGMOでやってみた。

すでに口座を開いてたので、CFDの口座を開設するボタンだけでいけた。

 

試しに株を買ってみたけど、FXと同じ差金決済取引なだけあって、FX並みに取引がしやすい!

売りと買いの値段があって、変動するごとに表示が変わる上に、売りか買いかと数量を入力して決定するだけでその場の画面で買えてしまう。(指値の場合は値段も)

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画像は個別株が動いてない時間だったから原油のものにしたけど、原油などの商品以外にもETFなどもあるので、個別株嫌いの人でも試す価値はあると思う。

 

買った後は自動でロスカットレートが決まるが、信用取引と違ってこのレートを自分で勝手にいじることによって購入に必要な額を調整することができる。

例えば購入に必要な額を抑えたいときや株価があがったときはロスカットレートをあげて、暴落に備えたいときや株価が下がったときはレートを下げて自分でコントロールできる。

と、使ってみていろいろ便利だったので今後もCFDを使って米国株を買っていこうと思った。