30代でのセミリタイアを少しの節約と投資で目指す

20代前半から貯金を意識し、年間200万円ずつ、30代で3000万円貯金を目標にしてます。

立会外分売とは

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立会外分売について話します。

立会外分売とは企業や大株主が証券取引所の取引時間外に大量の株式を売る方法です。
単に「分売」と略されることも

 

特徴

ディスカウント価格でかえる

企業や大株主が流動性の向上などの目的で大量の株式を売りに出します。
そのとき、株価が急落するのを防ぐために、投資家にディスカウント価格で売りに出します。

近年は2~4%ほどのディスカウント価格で買えますが、昔はもっと割引率が高いものもあったそうです。

普通のスーパーとかであれば、商品が20~30%引きになっていたとしても、当然それを売って利益にしようなどとはおもいませんよね。
ですが、株においてディスカウント価格で購入できるのは大きなメリットです。
例えば、1株2000円の株を100株3%引きで買って、元値で売ることができれば6000円の利益になります。
しかし、すぐに売ってディスカウント分の利益を手に入れようと考える人は当然多いので、分売実施日の始値は株価が下がることもあります。
特に分売枚数が多いものや値嵩株は下がりやすい傾向にあります。

利益を出せそうな銘柄の選定

1部昇格がかかっている:分売によって1部昇格の条件が整うような場合、株価上昇に期待が持てるので積極的に参加するようにしています。


貸借銘柄:貸借銘柄の場合、分売実施の前日までに空売りが入るので、買い戻しによる株価の上昇が見込めます。


分売のサイトを参考にする:分売のサイトを見ると、A~Eの5段階で評価されているので、C評価以上のものに参加するようにしています。
E評価のものはめったにないですが、価格操作がされているなどの怪しい理由でつけられることもあるので、絶対に手を出さないようにしています。

買い付け時の手数料無料

買い付け時の手数料は無料ですが、売却時に証券会社ごとの売却手数料が発生します。

抽選式

IPOやPO などと同様に抽選式となっていますが、IPOよりは比較的当選しやすいです。
ですが、分売の当選確率もかなり低いもので、根気が要ります。

参加できる証券会社

個人的に当選しやすいと思う順番にしています(楽天証券より後ろは確率が低すぎて大体同じです笑)
松井証券
マネックス証券
楽天証券
野村証券
ライブスター証券
SBI証券
丸三証券

電話での注文のみ受け付けている証券会社

みずほ証券
大和証券

売却手数料がネット申し込みのところよりもかなり高い(1000円ほど)ので、割引価格がこれより高ければ利益が出る可能性もあります。