3Dプリンターでオーダーメイドの服ができる!?
以前まで3Dプリンターっていうと、プラスチックで何か物を量産できるんでしょぐらいの認識だったけど、今では服まで作れるようになっています。
確かに少し昔は硬くて壊れやすい素材のものしかプリントアウトできなかったので服には向いてなかったんだけど、今はポリエステルとか綿みたいなやわらかい素材のものもできるようになっているので、実現可能になっているらしい。
これで何ができるかというと、人の体型をスキャンして調べてその人にあった服を作ることができるという。
これによって、一般層でもオートクチュール気分を味わうことができ、貧富の差による嫉妬などの問題を一つ解決できるという寸法です。
今は3Dプリンター自体高額なんで、普及していってもせいぜい業者が依頼を受けて製作して発送っていう形になりそうだけど、将来的に一家に1台ってなると服のデータをダウンロードして自宅でプリントアウトするなんてことになるみたい。
服の大量廃棄問題や人権問題を解決できるか?
近年、服の大量廃棄が問題となっていますが、3Dプリンターで服を製造することによってこの問題が解決できると期待されています。
プリントアウトの前段階の3Dモデリングで立体の設計図を作り出せるので、試作品の廃棄を少なくしたり、注文を受けてからプリントアウトすることによって服の作りすぎを無くしたりできるみたいです。
プリントのための素材を投入する際に不要になった服を入れて建築の断熱材に活用できるみたいなので、服から別の服を作るなんてこともできるようになりそう。
そのうえでアパレル業界でブラック労働をさせられている人たちは機械に置き換わっていって、違法まがいの労働から解放されるかもしれないけど、生活はどうするのかっていう問題は残ったままに。
3DプリンターでCADが必要になる?
プリントアウトだけじゃなくてデザインの段階でコンピューター補助のデザイン(CAD)が使われていて、より立体的なデザインができるようになっているみたいです。
CADは文章みたいにコピペができて楽ちんなので、デザイナーの仕事を奪うっていうよりその名の通り補助をしてくれていて大助かりだそうです。
って言っても、実際はCADを使えることが前提になってそうなのでその知識もないとやっていけないってことになりかねないですね。
逆に個人においてはCADを使えれば自分で服のデザインを行って、自分ちのプリンターで服を作るなんてこともできるようになると想像したらコンピューター系の知識も入れておくのもアリですね。